私が実践している50代の投資との付き合い方

50代になると「老後に間に合うのか」という焦りと不安

確かに運用できる期間は圧倒的に若い人と比べると短いので入金力がものをいうのは事実。

でも例え少ない金額でも「将来に備えている」心の安心感は生まれます。

例えば貯金を毎月5万しているなら、そのうち2万を投資に回してみる、(優良な投資信託)

私の場合5年で満額をやろうと思い今実行しています。

現金はあるから。現金だけではインフレ負けしますが、ある程度の現金を残しておくことは

投資をする上では必要だと私は思っていますので、リスク資産に偏らないようにしています。

若くはないのがその理由です。

不安との向き合い方

投資は必ず当面使う予定のない余剰資金でやることが原則とされています。

その通りで、それを超えてやってしまうと暴落時に生活費に不安を覚えるため

焦ってしまいまい、安い時に売り(狼狽売り)、高い時に買うという最もお金が増えない

行動で投資の本来の目的が有効ではありません。

これは知識がない事と余剰資金でやっていないことが原因です。

私はいつも自分の資金と向き合い、今の資産状況ならこのくらいまでに留めておこうと思って

我慢している側面もあります。本来なら突っ込めますが、年齢的なものです。

私は自分を抑制することで投資に対する不安と向き合っています。

結果あまり投資状況は気にならず見ていませんし、追っかけてもいないです。

ただ暴落時の通知は設定してます。

それは暴落時こそドカッと資金を投入したいからです。そういう意味では投資はしているけど

投資に振り回されてはいません。

ライフプランと投資を繋げる

50代は人生のイベントが多い(定年、介護、自分の健康、住まい)です。

あと数年しか現役で働かないとなるといかに効率的に増やす、または

インフレ対策を行うかです。

定年後の収入源や住まいのこと、自分の介護のことに不安を感じないようにするため

資産運用と向き合っています。

自分が投資を始めた目的をブレなく持つ事こそがに溢れている情報や暴落、高騰で目的を

見失ってしまわない最大の理由です。

例えばそれが子供の教育資金なのか老後資金なのかです。

自己投資と金融資産のバランス

50代は老後が近づき「お金」に意識が集中しがちですが、同じくらい大事なのが

健康・学び・人とのつながり です。

これらは数字では表しにくいけれど、将来に大きなリターンをもたらす“無形資産”です。

1つづつ述べていきます。

健康

健康へ投資です。

健康維持にお金をかけることは、長期的には医療費の削減につながります。

50代での運動や食事改善は「医療リスクを減らす保険」のようなもの。

本当に50代になると年一回の健康診断でボロボロと引っかかってきました。

今まではほぼ病院にかからず医療費には全くお金が掛からなかったけど、

私は会社員なので定期的に健康診断を行なっており、これがきっかけに通院が必要になる羽目に。これは5,000円以上1万未満で

今まで出費しなかったお金です。

だからこそ私は言いたいです。今健康診断で引っかかっていない人は健康に投資するべきです。

健康診断をしていない人は毎年そこにお金を使うようにするとか。

睡眠にお金をかけるとかです。

学びへの投資

新しい知識やスキルを得ることで、収入機会を広げたり、老後の生きがいを作れる

たとえば「お金の勉強」「趣味の学び」「資格取得」などは、将来の生活の質を上げる投資

私も40代の頃は全く金融リテラシーがなく貯金だけを信じ労働を優先していました。

でももっと早く投資について勉強していればと本当に後悔しているからです。

無知な事は時間もお金も無駄にしてしまうというのを私は実感しています。

学びに使ったお金は“自己成長という資産”として返ってくる。私はそう感じています。

50代で面倒臭いなーと思っても私は日々ITリテラシーが上がっていることも実感しています。

それはいかに良い情報に出会えるかです。見極めが大切です。

世の中には情弱なあまりぼったくりや詐欺まがいに引っかかってしまい大切な資産を失う事になるからです。

人とのつながりへの投資

信頼できる人間関係は、困った時の支えになる大きな資産

だからこそ人を見極め心の底から信頼できる人間関係を築きたいと思っています。

趣味であったり自分が好きな事に関わる事で出会った人です。

特に家族(親族)がそばにいなかったりすると自分の輪の中の人が重要になります。

もしも誰も相談できる人がいなかったり、家族が既に他界していたらどうしますか?

だからこそ自分からそこを開拓していく必要があるのではないでしょうか。

私はそう思い行動しています。

金融資産 × 無形資産のバランス

金融資産は見えるお金(株・投信・不動産など)

見えない資産は無形資産(健康・学び・人間関係など)

50代からの投資は、この2つを同時に育ててこそ“本当の安心”につながると私は思っています。

金融資産と無形資産の対比

項目金融資産(株・投資信託・不動産など)無形資産(健康・学び・人とのつながりなど)
特徴数字で増減がわかる「見える資産」数字に表れにくい「見えない資産」
メリット・老後資金を守り増やせる
・管理しやすく成果が明確
・心の安心や生活の質を高める
・将来の医療費・孤独リスクを減らす
デメリット・市場の変動で心が揺れる
・短期的にマイナスもあり得る
・成果がすぐに見えにくい
・軽視されやすい
50代での意義「お金の備え」を確保する「生き方の備え」を整える
ゴール数字で安心を得る心と暮らしで安心を得る

まとめ

50代からの投資は、「資産を増やす」こと以上に どう生きたいかを実現するための手段 です。

金融資産に投資することで“お金の安心”を確保し、無形資産(健康・学び・人とのつながり)に

投資することで“心と暮らしの安心”を育てていくことが私の心地いい環境が生まれるのだと

感じて今まさに実行しています。

自分のライフスタイルや価値観に合った投資にする事で私は満足しています。

50代は「まだ間に合う」年代であると同時に、「これからの生き方を選び直せる」大切な時期です。

だからこそ50代をもう遅いと捉えず、資産形成の最後のチャンス、仕事も全力でまだまだ

体力的にも向き合える最後のチャンスだと思い私は日々過ごしています。

この思いが同世代の勇気と行動に繋がれば嬉しいです。




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