銀行に預けるだけではほとんどお金が増えない時代に

iDeCoなら”増やす➕節税”のダブル効果

最初の一歩はiDeCoだった。

今まで貯金することに全振りしていた私が

①このままただ貯金を継続するのは将来的に効率はいいのか?当時の金利は確か0.001%くらいだったような。(100万預けても年に10円の利息)

②独身のため税負担を軽減したい。

この2つをまずはなんとかしたいと思ったのがきっかけで税金のことから調べ始めた。(遅すぎたというのが今の率直な感想)

母とは世帯が別な私には基礎控除しかなく、まずは少しでも支払う税金を抑える効果のあるものはないかと色々と調べた結果iDeCoに辿りついた。(そのくらい金融ニュースには疎かった私)

今まで貯金しか経験がない私ははじめの一歩を踏み出すには勇気がいった。いくら節税になるからと言っても運用するということは投資を意味するから。でも「何もしなきゃ変わらない」「掛金も少ない=リスクも小さい」と判断し踏み出した。

年齢は52歳、調べれば調べるほど運用期間が短いと思い知った。

が私には退職金がないので退職金作りと節税目的で掛金23000円でスタート。

iDeCoの詳細は下記を参考に
iDeCo公式サイトhttps://www.ideco-koushiki.jp/

でも受け取り時は税金がかかるので退職金がある方は注意が必要

私は退職金代わりに利用しているので、退職金として(退職所得控除)で一括受け取りにする予定です。

わかりやすくざっくりですが控除比較として年収500万で例えるなら受けられる控除は以下の通り(勿論条件によって違いはありますが)


項目

独身

世帯持ち(専業主婦+子1人)
年収500万円500万円(配偶者・子は収入なし)
所得控除基礎控除48万円のみ基礎控除48万+配偶者控除38万+扶養控除38万

控除合計            48万            124万
この控除合計が年収額から減額されるので課税所得が減
⚠️ただふるさと納税をしているとiDeCo年間拠出額も控除されるので若干ふるさと納税の上限が減るので注意が必要です

私の考えるiDeCoの効果

なんと言ってもiDeCoの魅力は利息や運用益ではなく「税金を軽くしてくれる」ことだと私は思っています。税金が安くなればその分実質的な手取りが増えます!節税貯金として50代からでも十分に価値があると思っています。

私は遅すぎるスタートではあったけどただ銀行に預けておくよりは、お金を育てられると思っています。勿論元本保証ではないものの、私のような独身者や退職金のない人にとっては利用しない手はないと感じています。更にに最近のインフレ率を考慮すると、実際には現金の価値は目減りしています。

運用開始わずか3年足らずですが、 拠出額805,000→現在1,016,933 損益率26.3%
預金だけでは敵わない数字ですよね。
私はSBI証券で口座開設しました。手数料も安く、選べる商品も多かったので
当時はあまり深く考えずに開設しましたが、結果正解でした。
口座開設や使い勝手は後々書いていこうと思います。
また掛金の上限が決められているため資産運用初心者にとっては投資の練習になると感じています。
実際私もiDeCoを皮切りに資産運用をスタートしました。

私のポートフォリオ

iDeCoには沢山の商品があり、中には保険や元本保証の貯金なんかもあったと思いますが
そもそもiDeCoのコンセプトが「自分の老後資金準備」みたいなものなので元本保証商品ならば
銀行預金をしておけばいいのであって、むしろiDeCoには各種手数料がかかる(金融機関により違う)ので元本保証では増えるどころか損をする場合があります。

スタート時3銘柄→米国50%日本(2銘柄25%づつ)
1年半後スイッチング(国内銘柄の1つを売却し米国追加購入)し更に国内銘柄への追加入金はやめ全て米国に→現在国内12% 米国89%
米国銘柄はS&P500です。(銘柄はネット証券が1番商品が豊富)

未来のお金に小さな種を

まずは所得に応じて少額からでも銀行に眠らせているだけのお金を、「育てるお金」に変える発想
の転換。iDeCoは「増やす」よりも”税金が減る”仕組み
「運用はちょっと怖いな」という方も、まずは節税効果を知るだけでも価値ありです。
運用に慣れる勉強にもなります!賢く使えば節税に利息がつく制度だと私は思っています。
インフレ時代に負けない老後準備を一緒に始めましょう。




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