「長く持つだけで増える」って本当?

これを読めば「資産を着実に増やすには」なぜ投資が短期ではなく長期目線を持たなければ

いつの間にかギャンブル要素の高いものになってしまいす。

50代になると若い人達とは違い、失敗(損失)を取り戻す時間がありません。

だからこそきちんと理解し自分が納得した上で投資を行う必要があると私は思っています。

投資を知って落胆

投資を知らなかった時の私は、正直投資に夢をみていました。

投資をすればお金がどんどん増えていく、早く不労所得欲しい〜などと期待と夢を膨らませている

素人でした。なぜなら投資をしている人は皆年々お金に余裕があるように見えていたからです。

ところが実際に投資を始め勉強してみると「複利?」「年利5%」「15年以上持つ?」

夢が膨らんでいた分、あまりの現実的な数字に打ちのめされすごく落胆したのを覚えています
(そうです、私はそこまで勉強も知識もないまま投資を始めました。)

だって私はもう52歳だから、あと15年以上?そんなのもう既に60歳オーバーだし年金生活じゃない!

そのために運用しようと思ったのに・・・これが率直な私の当時の感想でした。

でも、だからこそ今やっておく意味があるんだと


調べれば調べるほど見えてきたのは”派手さはなくても、確かな方法はある”という事実です。

50代の私にとって15年先は、希望というより「現実的な老後」です。

爆発的な資産増加ではなく時間をかけて「続けること」に意味があるのだと切り替えました。

複利の力を知ることこそ一歩踏み出せる理由

よく比較されるのが「複利」と「単利」の違いです。

「複利」とは、運用益と元本を合計した金額に対する利回りを計算する方法です。反対に、元本に対する運用益を計算する方法を「単利」と呼びます。以下のように、元本や利回りが同じであれば、運用益が年々大きくなる複利のほうが早く資産を増やすことができます。

複利効果とは、運用で得た利益を再び投資することで、利益が利益を生み資産が増える効果のことです。資産運用の場面では、投資信託の分配金など、運用益を再び投資に回すことで、利益が利益を生み、雪だるま式に資産が増えていくとされています。

複利効果を計算するときに便利なのが「72の法則」です。これは、複利運用で資産が倍になるまでかかる年数を簡易的に求める方法で「72」を利回りで割ることで求められます。例えば、年利3%で複利運用すると、資産が倍になるまでに72÷3=24年かかることがわかります。
引用元:松井証券

NISAでは非課税で運用できることもあり配当金や分配金を受け取るよりもそのまま元本に上乗せされ

内部で運用した方が効率的です。一旦配当金を受け取り、自分で再投資に回すとその分枠を消費してしまいますから。

よく投資シュミレーションでは綺麗な右肩上がりの図が示されることが多いですが

実際にはリーマンショック、コロナショックなど大きく下落する場面が幾度となくあり

下落と上昇を繰り返しながら振り返れば右肩に成長している(経済成長)

投資の本質を理解し下落しても「持ち続けるマインド」=長期投資 

目的が老後資金ならばその時期が来るまで暴落に一喜一憂しない。今の私の信念です。

だからこそ余剰資金なのです。下落相場は何年も続くこともあります。そんな時お金が底を尽きては

暴落時に売らなくてないけないことになってしまいますから

じゃあ何に投資する?私の投資スタイル

投資信託には本当にたくさんの種類があり、

(投資信託とは投資家からお金を集めて大きな資金として運用のプロが株や債券、不動産などに分散投資する商品です。運用してもらうので手数料がかかります。それが信託報酬です)

ネットで検索すると「S&P500」「オルカン(全世界株式)」「バランス型」「新興国株」……と、目が回

るくらいにありなかなか決められないですよね。

私が基準にしている3つのことと選んだもの

① 長く安心して持てる“インデックスファンド”

市場全体に投資する「インデックス型」は、個別企業の心配が少ない
アメリカの主要500社(S&P500)や、全世界に分散する「オルカン」など

アメリカの主要500社(S&P500)や、全世界に分散する「オルカン」など

② 手数料(信託報酬)が安い これは投資信託を運用している会社に運用期間中ずっと払い続けるもの

毎年少しずつ引かれる費用も、長期になると意外と大きい

例えば100万円を年利5%で15年運用した場合、信託報酬1.5%と0.09%の比較はこうです

あくまでも運用後の目安でざっくりですが

信託報酬 1.5% 運用後(目安)約185万
信託報酬 0.09% 運用後(目安)約208万

差額23万円です。金額が大きくなればなるほど差額も広がります

ポイント 高い信託報酬=利益が削られ続けるので、長期投資には不利
     0.1%未満の商品が最近は主流 1.0%以上の投信は要注意

私は「eMAXIS Slimシリーズ」を選びました(S&P500/全世界株式)

私はS&P500を選択しています。でもインドにも投資しています(手数料高いけど)

③ 口コミや人気より「自分の理解」で選ぶ

「みんなが買ってるから」ではなく、「自分がなぜこれに投資するのか」を
 説明できるものを選びました

ネットからの情報は確かに必要ではあると思います。私もざっくり情報を入れるときはYouTube

で収集し、その後自分で内容を調べます。時間が短縮されますからね

もう一つ私は「高配当株投資」も実践しています。これは特定口座も使っています

理由は不労所得が欲しいから

インデックス投資は数字で増減をみているだけで未来にお金を先送りし、貯金しているのと同じです

一方で高配当株投資は、配当金という使えるお金を運んできてくれます。だから普段の生活がわずかながらでも楽になった感覚が湧きます

最後に

15年は長いけれど、「焦らず、育てる」。あくまでも「15年」は15年以上保有するとほぼ元本割しない

という過去の検証です、目安です。

複利の力と、納得して選んだ商品が、私の未来を少しずつ整えてくれている――そんな実感が、

今はあります。

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