バツイチ自立のために飛び込んだ不動産業界

離婚をきっかけに「一人で生きていく」という現実に直面した40代

真っ先に考えたのは「稼がなきゃ行けいない」という一点のみで仕事探しをスタートさせました

目的は「老後に向けて資産を作ること」「自分の力で稼ぐ手段を持ち続けること」

ですから稼げる職種、業界に行くことは必須の条件でした。

そして選んだ不動産業界

今日は女性の方でも「不動産業界で働く選択肢」を持っていただけたらと思います。

想像以上に苦戦した就活

子育てはひと段落していたため後はフルタイムで働くのみ

就活先は不動産業界一点張り。理由は高価格帯でコミッションがあるからと単純です

もちろん根底には興味(好き)だったというのはありますが。

そのためには準備もしました。資格取得です。宅建の勉強を一念発起で開始

合格さえすれば明るい未来が待っているというお花畑のような考えでした

から必死に勉強しました。長らく勉強することにも無縁で初めて触れる業界独特の

難しい言葉の連続、しかも40代ともなると記憶力の低下が顕著で自分でも驚くほどでした。

宅建には無事合格することができましたが、そのような考えは見事に吹き飛びました

当時の私は社会から離れて十数年、就職とは無縁のところにいましたから仕方ないです

今考えれば納得ですが、40代で業界未経験、営業未経験、応募先は全て大手だったということ

現実は甘くはありませんでした。でも諦めるわけにはいきません。これからの生活がありますから

今であればどんなところにどんな風に就活すればいいということは分かります。

縁あって今の会社にお世話になってはや十数年。そのおかげで不動産会社・業界の隅々まで

知ることができました。今となっては私の居場所です。

実は女性に向いている不動産業界

不動産業界と聞くと男性社会と思われるでしょう。実際もその通り圧倒的に男性が多いです。

「不動産=ガツガツ営業、体育会系、男性社会」です。体感9:1の割合で男性が多いです

それを逆手にとって女性が活躍できる業界です。

それは女性だとハードルが一段階下がるからです。

不動産業者と聞くとなんか怖い、騙されそうというマイナスな感情を少なからず持たれがち

それは一般の人は人生の中であまり関わりがない業界だからです。

関わる時は「家を売却」「家を購入」「住み替え」のどれか目的があるときだけ

不動産屋=男性営業というバイヤスがかかり身構えてしまわれがちです

が女性営業となると交渉相手はご夫婦であっても主となるのは男性です。

ここで一旦身構えが自然と解けるのです。

そこで女性ならではの気配り、接客、提案ができるとたちまち奥様が味方に付きます

これで男性にはない強みが出来上がるのです。

家を買う前提だと下記の提案はとても共感を呼びやすいです

  • キッチンの動線
  • 防犯性
  • 子育てや介護のしやすさ

住まい選びの場面では女性が主導権を持つことが圧倒的に多いからです

売上を上げるためには信頼関係を築くことが最も重要です。ハードルが下がる分

懐にも入りやすいのが女性の特権だと思っています。

コミュニケーション能力は必要ですが人と接するのが好きと感じている方は

向いています。実際数字を上げている女性はとても多いです。つまり稼げます

ぜひ不動産業界にもチャレンジしてほしいです

不動産業は開業のハードルが低い

不動産業界は独立開業が容易な業界だと言えます

開業資金が安い

他業種と比較するととてもハードルが低いです

例えば飲食業と比較すると、飲食業は小さくとも店舗が必要となり設備や仕入れも必要です

その分初期投資の金額が大きくなります。

対して不動産業は必ずしも店舗を持たなくても自宅で開業できます。

生活動線を分ける必要はありますが難しいことではありません

最低限の宅建業免許取得費用と協会加入費用としばらくの運転資金で成り立ちます

人脈だけでも成り立つ

長らく業界にいたならば個人、法人、投資家などと取引が生じます

そこで揺るがない人間関係が構築できていれば独立後も顧客を持つことができます

これは広告宣伝費の大幅削減になります

人を雇わなくても自分だけで成り立つので人件費の削減にもなります

利益率が何より高い

利益は売上から経費を差し引いた額ですが、その経費が本当に安く済みます

仲介をやるならばそこにかかるのは自分の報酬のみです(広告費をかけない=人脈)

ましてや自宅で開業したならば初期投資のみです

後はほぼ利益です。仕入れも不要、何か特別に用意するものもないからです

PCと携帯があれば成り立つ業です

だからこそブローカーと呼ばれる人たちが存在します

注意が必要

開業のハードルが低い分(簡単に開業できる)立ち行かなくなるケースも多いです

宅建業者の数は飛躍的に伸びることはなく、微増減を繰り返しています

それは開業する数と閉業する数がほぼ同じだからです

最後に

今不安を抱えている女性たちへ

人生を立て直すのに遅いなんてことはありません

人間崖っぷちに立てば必死でできます、健康な体さえあれば

私は今お金には困っていません。ある程度の蓄財に成功したからです。

離婚当時の感情が嘘のようです

私のような道もあるのだとほんの少しでも知ってもらえたら嬉しいです

この経験が悩んでいる人の背中を押せたらと思います

タイトルとURLをコピーしました