年金生活も目前、常に老後の生活を考えることが切り離せません
そんな私が少しづつ今の生活が楽になったきっかけとその方法についてお話したいと思います
まだまだ少額ですが私が初めて全く労働しなくても買った資産から得られたお金です
最初はあまり実感なかったですが、携帯代と友達とのご飯代が賄えた!と考えたら感動でした
真の不労所得とは

一般的に不労所得といばれているものには
不動産投資 株式投資 銀行金利(債券)著作権(印税)広告収入など、
大きく分けるとこのくらいでしょうか
私の考える真の不労所得とは「株式投資」のみだと思っています。
銀行金利では生活の一部を賄えるには今の金利では多額な資金が必要になり非現実的です
なぜ他のものは違うのか、私は株式以外は全て労働が伴うと考えているからです。
ここではよく不労所得として挙げられる不動産投資についての私の思いをちょっとだけ
私は不動産業界に長らく身を置いており、今まで色々な話を耳にしてきました。
不動産投資=家賃収入は不労ではなくもはや賃貸業です。
軌道に乗ってくれば確かに安定的に家賃収入が得られますが、放っておけるものではありません。
手間がかかります。
ステップ1として、物件の選定(これは目利きが必要)ここを見誤れば損失を抱えることに
いくらで貸して、いくら利回りが取れるか
ステップ2として、銀行へ借入の交渉に行く
ステップ3として、賃借人の募集(ここは業者に任せればOK)
ステップ4として、管理(これも管理会社へ委託OK)でも修繕の手配など色々とやることが多い
住居系なのか商業系なのか、駐車場なのかによっても手間は違いますが家賃の管理などがあります
特にステップ1は自分自身で目利きや利回りの計算ができないと、不動産会社の言われるがままに
物件購入することになりとても危険です。
よっぽどの富裕層ならば既に不動産会社との付き合いもあり
水面下(表には出てこない)の物件を紹介してもらえますが(美味しい物件)
これから投資をしようとする私のような庶民では、なかなか良い物件に出会えることはありません
特に初めて購入するとなると、不動産会社との付き合いもなく、単なる一見様です。
ですからある程度の知識と勉強をして、最初の物件を購入しそこから不動産会社との関係を築き
の繰り返しです。そこまでの労力と物件所有してからの労力はまるで業者の域です。
不動産業者でも買取をメインとしている買取業者が存在し、業者同士にも付き合いがあります。
業者の付き合いとは仲介業者が買取業者に物件を紹介し、買い取った実績で信頼関係を築き
どんどんと良い物件を紹介してもらえる世界です。
ちょっとハードル上がりませんか?そこそこの資金も必要になってきます。
コツコツ育てる高配当株

私はこの株式投資を少しづつ育てることで不労所得を得るようになりました。
これは一才の労働をせず買った資産がお金を生み出してくれます。
不動産のようにいきなり多額の資金が必要なわけではなく、少額からコツコツと育てていく
ことが可能です。
私はいわゆる高配当と呼ばれる株を少しづつ購入を続けています。
最初は月1万ちょっとだった配当金も今では月3万に育ちました。なんだそんなものかと
思うかもしれませんが、私はこの3万円を得るために特別なことはしていません。
ただ購入する株を厳選し、タイミングが来た時に買う、そしてそのまま放置です。
何十万と使わなくても最初は一株だけ、とか数株だけで
購入することができるので、(取り扱いのない証券会社もあります)
数千円〜数万円で購入可能です。
ただ、元本が小さいうちは貰える配当金の額も数百円と小さいです。
どうしても配当金の威力を実感するには元資金が必要です。
それゆえお金の使い方、価値観が変化しました。
余分な出費を控えるようになり、その浮いたお金で株を買う、ボーナスなどのまとまった
収入はほぼ全額投資に回すようになりました。なんせ現役でいられるまであと数年ですから
資産で資産を買う習慣ができ節約にもつながり蓄財にはとても良い循環が生まれました
どうやって選ぶ?高配当株
私が心がけていることは日本株の場合、各企業の個別銘柄を購入しているので
とにかく業種・業界が偏らないように分散を常に意識しています。
大きく分けると景気敏感株とディフェンシブ株(景気に左右されにくい)があります。
代表的なものとして、景気敏感株に分類されるのが銀行や自動車など、
ディフェンシブはインフラ系(生活に欠かせないもの)などありますが、もっと奥が深いです。
私はだいたい半々か若干ディフェンシブが多くなるよう選んでいます。
私の必須チェック項目は以下です
- 配当利回り 3.5〜5%(対象が高配当株なので)
- 配当性向30〜40%低くて配当利回りがいいのが好きです(利益の何%を配当に回しているか)
- 自己資本比率が40%以上(負債が多くないかもチェック)
- 業績が安定的に右肩上がりか
- 過去減配がないか(過去にあったとしても内容によって)
- 連続増配か増配傾向にあるか
すごく地道な作業の連続です
自分だけのATMを作っていく感覚です。ちょっとづつですけど。
やはりいきなり大金を投入は怖いですから
きちんと選ばないと無配転落や倒産リスクにさらされてしまいます。
私はまだ減配はないですが、選び方に失敗したものがあります。まだやり始めたばかりの頃のものです
発掘に必要な便利ツール
日本の高配当株が配当が高い順から並んでますが、高すぎるのは要注意です。
気になる銘柄があったら企業の中身を調べる必要があります。
企業の財務を過去に遡ってチェックできます
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最新なものは各企業のIR情報で業績のチェックです
最後に
不労所得というと、「一発逆転」や「一生遊んで暮らせる」と夢見た発想を私は持っていました
でも実際は「時間と仕組みの積み重ね」だと今は思います。
老後の収入源としてその時が来るまで地道に少しづつ育てていこうと思っています
豊で充実した老後のために